風景

質屋の歴史はと問うと、質屋700年という言葉が帰ってきます。これはもちろん"質"と"七"を掛けた言葉遊びではありますが、貨幣経済が庶民の生活に浸透してきたのが鎌倉時代の中期とすると、まんざら語呂合わせの戯言ではなく。鎌倉時代には「庫倉」、室町時代には「土蔵」と称して動産金融が行われていたことは記録にあります。これが徳川時代になって「質屋」として発展してきたもののようです。さらにその起源は奈良・平安時代の「出挙(すいきょ)の制」に遡り遣唐使が中国から伝えたものだとする意見もあります。日本に話を戻すと、「出挙」の制は、文武天皇の大宝元年(七〇一年)に制定された大宝令に規定があります。出挙には、財物を貸与するもの、稲粟を貸与するものの二種がありました。 

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